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奈良県田原本 「本誓寺」 2008年5月撮影
本誓寺は「仏友さんいらっしゃ〜い♪」主催の見仏ツアーで拝観した寺。寺は豊臣秀吉の家来で「賤ヶ岳七本槍」の1人「平野長泰」の領地であり、平野家の菩提寺としておおいに栄えたらしい。博識な住職が家紋の話や建築の話を詳しくしてくれ、そのジャンルの広さと内容の深さに、まるで博物館にいるような気分になってくる。
仏像は楽田寺にあったとされる平安期の十一面観音と本尊阿弥陀如来、三十三観音など。
十一面はボディーを長谷寺の長谷観音のあまり木で作ったという、楠(くすのき)製の像で、長谷観音と同じく錫杖を持っていたらしい。
楠は虫食いに弱く、手も取れてしまったので後補で付け替えているのだが、重文指定をするにあたり、平安以外のパーツを取る様に言われたが、信仰の対象だし指定してもらわなくて結構と断ったとの事。
パーツは違う時代だが、そんな事を気にさせない素朴で、落ち着きのある名像だった。
境内には観音堂があり、京都御所の二の間にある仏像をもとにしている事から名付けられた、両手を上げた状態が珍しい「二の間観音」を中心に、西国三十三カ所のミニチュア版が安置されている。自分もいつか観音堂が欲しいなと思いながら、観音ワールドを堪能。
ここで博識の住職から、蓮肉の葉が反り返っている表現は江戸期だというマメ知識が。よく見るとたしかに葉が反り返っている