滋賀県竹生島 宝厳寺(hougon-ji) 2008年8月撮影
竹生島は、弁財天降臨の聖地として有名な霊験新たかな島。西国三十三カ所の三十番札所にもなっており、周囲2キロ程度の小さな小島は平地がほとんど無く、島内の「宝厳寺 ほうごんじ」や「都久夫須麻神社 つくぶすまじんじゃ」に参拝するためには急な階段を登らなければならない。島中に漂う磯の香りを感じながら寺に着く頃には、汗びっしょりになる。
弁財天本尊は秘仏のため拝観できないが、左右に並ぶ室町時代の大きな御前立ちは拝観可能。撮影も許可をいただく事が出来たのでさっそく激写する。 弁天メインの御堂はその鮮やかな彩色も相まって、まるで異国の寺に来たようなエキゾチックな感じ。 今まで弁天というとキワモノな感じで思っていたが、島というロケーションで観ると、神様ってこんなもんなのかもと妙に納得できる感じがする。